WEB3のお金リテラシーUPセミナー【マーチャントクラブWeb3.0支部第11回定例会 報告ブログ】

2024年3月、マーチャントクラブWeb3.0支部の第11回定例会が開催されました。今回のテーマは「WEB3のお金リテラシーUPセミナー」です。

この講義では、暗号資産（仮想通貨）の基礎知識から、Web3界隈で実際にあった詐欺手口、そして新しい価値提供の形としてのトークンエコノミーまで、幅広い内容がカバーされました。

Web3の世界は日々進化しており、特にお金に関する知識は、ビジネスチャンスを掴むためにも、リスクを回避するためにも非常に重要です。今回の講義は、これらの最新技術と金融の融合についての実践的な内容で、参加者の皆さんにとって非常に刺激的な時間となりました。

講義の概要をまとめると、以下の通りです：

1. 暗号資産（仮想通貨）の基礎知識
2. Web3界隈で実際にあった詐欺手口と対策方法
3. トークンという新しいお金・価値提供の形
4. Web3のお金リテラシーを上げる方法

この講義は、「Web3の世界でビジネスを展開したい」「最新の金融技術を学びたい」という方向けの内容となっています。

暗号資産（仮想通貨）の基礎知識

講義の冒頭で、暗号資産（仮想通貨）の基本概念について説明がありました。正式名称は「暗号資産」ですが、一般的には「仮想通貨」と呼ばれることが多いそうです。暗号資産は、インターネット上でやり取りされる財産的価値を持つデジタル通貨で、ブロックチェーン技術によって支えられています。

暗号資産の特徴として、中央管理者がいないこと、国家による価値の保証がないこと、そして銀行などを介さずに直接取引ができることが挙げられました。

Web3界隈で実際にあった詐欺手口と対策方法

講義では、Web3の世界で実際に起こった詐欺の事例とその対策方法について詳しく解説がありました。特に印象的だったのは以下の3つです：

1. ポンジスキーム：高利回りをうたって投資を募り、新規投資家からの資金で古い投資家に配当を払う詐欺の手法。
2. NFTゲームを装った詐欺：実在しないゲームへの投資を持ちかける手口。
3. SNSを利用した詐欺：DMなどを通じて親密になり、偽のNFTサイトに誘導する手法。

これらの事例を通じて、Web3の世界でも「うまい話には裏がある」という原則は変わらないことを再認識しました。

トークンという新しいお金・価値提供の形

講義の後半では、トークンエコノミーについての解説がありました。トークンは、仮想通貨の一種でありながら、より柔軟な価値提供を可能にする新しい形の「お金」です。特に注目を集めているのが、フィナンシェというプラットフォームを利用したコミュニティトークンの発行です。

堺のおすすめポイント

コミュニティ時代の新しい資金調達方法 フィナンシェを利用したトークン発行は、個人やスモールビジネスにとって、従来よりもはるかに容易な資金調達方法となる可能性があります。プロジェクトの支援者は単なる資金提供者ではなく、コミュニティの一員としてプロジェクトの成長に関わることができます。

トークンの多様性と可能性 トークンには様々な種類があり、単なる通貨としての機能だけでなく、コミュニティ内での権利や特典を表すものもあります。これにより、より柔軟で創造的なプロジェクト運営が可能になります。

先行者利益の可能性 トークンエコノミーはまだ発展途上の分野です。今のうちに参加することで、将来的な大きな成長の恩恵を受けられる可能性があります。

まとめ

Web3の世界、特にその金融面は日々進化し続けています。暗号資産やトークンは、単なる投機の対象ではなく、新しいビジネスモデルや価値交換の仕組みを生み出す可能性を秘めています。

同時に、この新しい世界には様々なリスクも潜んでいます。詐欺や不正取引といった危険を回避するためには、正しい知識と冷静な判断力が必要不可欠です。

マーチャントクラブWeb3.0支部では、このような最新のテクノロジーと金融の融合について学べる貴重な機会を定期的に提供しています。さらに、今回の講義では、支部の今後の方向性についても言及がありました。

来月には1周年を迎え、リアルでの開催も予定されているそうです。

Web3の世界は奥が深く、学ぶべきことがたくさんあります。でも、一人で悩まずに、このコミュニティを活用して、みんなで高め合っていけたらいいですね。

次回の定例会も、きっと刺激的な内容になることでしょう。皆さんも、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか？